2002年レポート
第88回 「自然」
- 2005-04-09 (土)
- 2002年レポート
- 開催日時
- 平成14年11月1日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 広野、山崎、水野、下山、市川、徳留、加藤、板倉、式井、渡辺、望月
参加者
討議内容
今回新たに三名の方が参加してくれました。板倉さんは、ベルシステム24総合研究所に勤務されていて、主として音声に係わる研究をされています。心理学が専門で、学生時代は魅力について研究されていたとのこと。式井さんは、古河電気工業に勤務されていて、光通信関連機器の開発を手がけています。三重県出身、読書が趣味とのこと。渡辺さんは、ルーセントに勤務されていて、通信機器、特に交換機と交換機とを結びつける通信機器の開発に専心されているとのこと。共に30代から40代前半という、人生のうちでもっとも輝かしい時期に生きている方々が、新たな思想の風を吹かせてくれることを期待しています。
今回は、「自然」と題して議論した。自然には、山、川、海といった、いわゆる世間一般に自然といわれている人間以外のものと、人間と自然との係わり、人間行動といった人間と係わる中での自然とがある。私達は、自然物と人工物を区別しているが、その区別の基準は、自然発生的に生まれてきたものを自然物といい、人間が生み出したものを人工物としている。それでは、はたして人間が生み出したものは自然ではないのだろうか。もし、それが自然ではないとしたなら、人工物と自然との根源的な意味での違いは一体何なのだろうか。
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第87回 「人類の目指すもの」
- 2005-04-09 (土)
- 2002年レポート
- 開催日時
- 平成14年11月1日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 広野、山崎、水野、下山、市川、徳留、加藤、板倉、式井、渡辺、望月
参加者
討議内容
今回新たに三名の方が参加してくれました。板倉さんは、ベルシステム24総合研究所に勤務されていて、主として音声に係わる研究をされています。心理学が専門で、学生時代は魅力について研究されていたとのこと。式井さんは、古河電気工業に勤務されていて、光通信関連機器の開発を手がけています。三重県出身、読書が趣味とのこと。渡辺さんは、ルーセントに勤務されていて、通信機器、特に交換機と交換機とを結びつける通信機器の開発に専心されているとのこと。共に30代から40代前半という、人生のうちでもっとも輝かしい時期に生きている方々が、新たな思想の風を吹かせてくれることを期待しています。
今回は、「自然」と題して議論した。自然には、山、川、海といった、いわゆる世間一般に自然といわれている人間以外のものと、人間と自然との係わり、人間行動といった人間と係わる中での自然とがある。私達は、自然物と人工物を区別しているが、その区別の基準は、自然発生的に生まれてきたものを自然物といい、人間が生み出したものを人工物としている。それでは、はたして人間が生み出したものは自然ではないのだろうか。もし、それが自然ではないとしたなら、人工物と自然との根源的な意味での違いは一体何なのだろうか。
- 開催日時
- 平成14年9月13日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 村澤、広野、土岐川、山崎、桐、下山、中村、吉野、井桁、望月
討議内容
今回新たに井桁(いげた)さんが参加してくれました。井桁さんは、心理学が専門で、実践心理学研究所を開設されています。多くの方をカウンセリングされている一方で、鶏と一緒に生活しながら、鶏のメンタルヘルスに関しても研究されているとのこと。本研究会でしばしば議論される心理学の面からも新鮮な意見が聞けることを期待しています。
今回は「人類の目指すもの」と題して議論した。第二次世界大戦後55年以上の年月が流れ、世界に次第に平和な時がもたらされている一方で、アメリカの多発テロを契機に、テロに対する不安が世界的に高まってきていて、反テロ活動が一段とエスカレートしつつある。その一方では、それらの政治的な流れとは別に、経済的な面においても、長引く不況、株価の低迷、失業者の増大、企業間の熾烈な競争や不祥事など、様々な問題が浮上してきている。平和を願い、豊かな生活を目指してきた人類が、ここに来て、新たな不安と、求めようとしてなかなかつかむことのできない心の豊かさへの疑心暗鬼とに陥っているかに見える。我々人類は、一体なにを目指して歩んでいるのであろうか。
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第86回 「世間」
- 2005-04-09 (土)
- 2002年レポート
- 開催日時
- 平成14年11月1日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 広野、山崎、水野、下山、市川、徳留、加藤、板倉、式井、渡辺、望月
参加者
討議内容
今回新たに三名の方が参加してくれました。板倉さんは、ベルシステム24総合研究所に勤務されていて、主として音声に係わる研究をされています。心理学が専門で、学生時代は魅力について研究されていたとのこと。式井さんは、古河電気工業に勤務されていて、光通信関連機器の開発を手がけています。三重県出身、読書が趣味とのこと。渡辺さんは、ルーセントに勤務されていて、通信機器、特に交換機と交換機とを結びつける通信機器の開発に専心されているとのこと。共に30代から40代前半という、人生のうちでもっとも輝かしい時期に生きている方々が、新たな思想の風を吹かせてくれることを期待しています。
今回は、「自然」と題して議論した。自然には、山、川、海といった、いわゆる世間一般に自然といわれている人間以外のものと、人間と自然との係わり、人間行動といった人間と係わる中での自然とがある。私達は、自然物と人工物を区別しているが、その区別の基準は、自然発生的に生まれてきたものを自然物といい、人間が生み出したものを人工物としている。それでは、はたして人間が生み出したものは自然ではないのだろうか。もし、それが自然ではないとしたなら、人工物と自然との根源的な意味での違いは一体何なのだろうか。
- 開催日時
- 平成14年9月13日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 村澤、広野、土岐川、山崎、桐、下山、中村、吉野、井桁、望月
討議内容
今回新たに井桁(いげた)さんが参加してくれました。井桁さんは、心理学が専門で、実践心理学研究所を開設されています。多くの方をカウンセリングされている一方で、鶏と一緒に生活しながら、鶏のメンタルヘルスに関しても研究されているとのこと。本研究会でしばしば議論される心理学の面からも新鮮な意見が聞けることを期待しています。
今回は「人類の目指すもの」と題して議論した。第二次世界大戦後55年以上の年月が流れ、世界に次第に平和な時がもたらされている一方で、アメリカの多発テロを契機に、テロに対する不安が世界的に高まってきていて、反テロ活動が一段とエスカレートしつつある。その一方では、それらの政治的な流れとは別に、経済的な面においても、長引く不況、株価の低迷、失業者の増大、企業間の熾烈な競争や不祥事など、様々な問題が浮上してきている。平和を願い、豊かな生活を目指してきた人類が、ここに来て、新たな不安と、求めようとしてなかなかつかむことのできない心の豊かさへの疑心暗鬼とに陥っているかに見える。我々人類は、一体なにを目指して歩んでいるのであろうか。
- 開催日時
- 平成14年7月25日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、山崎、下山、内田、吉野、佐藤、望月
討議内容
今回は世間ということについて議論した。私達は日常、世間という言葉を何気なく使っているが、その言葉の意味するものを考えていくと、私達が思っているほど具体的な何かではないことに気付く。具体的な何かではないが、私達の心の底で、人と人との暗黙のネットワークによって、価値の共有を作っている何かである。かといって、それが常識と必ずしも結びついてはいない。また、世間と同じような感覚で使われている言葉に社会というのがあるが、これもまた微妙に世間という言葉の醸し出しているニュアンスとは異なっている。
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第85回 「表現するということ」
- 2005-04-09 (土)
- 2002年レポート
- 開催日時
- 平成14年11月1日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 広野、山崎、水野、下山、市川、徳留、加藤、板倉、式井、渡辺、望月
参加者
討議内容
今回新たに三名の方が参加してくれました。板倉さんは、ベルシステム24総合研究所に勤務されていて、主として音声に係わる研究をされています。心理学が専門で、学生時代は魅力について研究されていたとのこと。式井さんは、古河電気工業に勤務されていて、光通信関連機器の開発を手がけています。三重県出身、読書が趣味とのこと。渡辺さんは、ルーセントに勤務されていて、通信機器、特に交換機と交換機とを結びつける通信機器の開発に専心されているとのこと。共に30代から40代前半という、人生のうちでもっとも輝かしい時期に生きている方々が、新たな思想の風を吹かせてくれることを期待しています。
今回は、「自然」と題して議論した。自然には、山、川、海といった、いわゆる世間一般に自然といわれている人間以外のものと、人間と自然との係わり、人間行動といった人間と係わる中での自然とがある。私達は、自然物と人工物を区別しているが、その区別の基準は、自然発生的に生まれてきたものを自然物といい、人間が生み出したものを人工物としている。それでは、はたして人間が生み出したものは自然ではないのだろうか。もし、それが自然ではないとしたなら、人工物と自然との根源的な意味での違いは一体何なのだろうか。
- 開催日時
- 平成14年9月13日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 村澤、広野、土岐川、山崎、桐、下山、中村、吉野、井桁、望月
討議内容
今回新たに井桁(いげた)さんが参加してくれました。井桁さんは、心理学が専門で、実践心理学研究所を開設されています。多くの方をカウンセリングされている一方で、鶏と一緒に生活しながら、鶏のメンタルヘルスに関しても研究されているとのこと。本研究会でしばしば議論される心理学の面からも新鮮な意見が聞けることを期待しています。
今回は「人類の目指すもの」と題して議論した。第二次世界大戦後55年以上の年月が流れ、世界に次第に平和な時がもたらされている一方で、アメリカの多発テロを契機に、テロに対する不安が世界的に高まってきていて、反テロ活動が一段とエスカレートしつつある。その一方では、それらの政治的な流れとは別に、経済的な面においても、長引く不況、株価の低迷、失業者の増大、企業間の熾烈な競争や不祥事など、様々な問題が浮上してきている。平和を願い、豊かな生活を目指してきた人類が、ここに来て、新たな不安と、求めようとしてなかなかつかむことのできない心の豊かさへの疑心暗鬼とに陥っているかに見える。我々人類は、一体なにを目指して歩んでいるのであろうか。
- 開催日時
- 平成14年7月25日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、山崎、下山、内田、吉野、佐藤、望月
討議内容
今回は世間ということについて議論した。私達は日常、世間という言葉を何気なく使っているが、その言葉の意味するものを考えていくと、私達が思っているほど具体的な何かではないことに気付く。具体的な何かではないが、私達の心の底で、人と人との暗黙のネットワークによって、価値の共有を作っている何かである。かといって、それが常識と必ずしも結びついてはいない。また、世間と同じような感覚で使われている言葉に社会というのがあるが、これもまた微妙に世間という言葉の醸し出しているニュアンスとは異なっている。
- 開催日時
- 平成14年5月29日(水) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 村澤、広野、塚田、土岐川、山崎、水野、下山、内田、吉野、望月
討議内容
今回は表現するということについて議論した。私達は、日常様々な形で何等かな事柄を表現している。あるときには意識的に表現することもあるであろうし、ある時には、無意識のうちに表情や態度といったことで、自身の内面の世界を表現していることもある。ただ、意識的であれ、無意識的であれ、我々が表現することの中には、我々自身の気付いていない無意識の世界が表現されていることは確かである。
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第84回 「善」
- 2005-04-09 (土)
- 2002年レポート
- 開催日時
- 平成14年11月1日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 広野、山崎、水野、下山、市川、徳留、加藤、板倉、式井、渡辺、望月
参加者
討議内容
今回新たに三名の方が参加してくれました。板倉さんは、ベルシステム24総合研究所に勤務されていて、主として音声に係わる研究をされています。心理学が専門で、学生時代は魅力について研究されていたとのこと。式井さんは、古河電気工業に勤務されていて、光通信関連機器の開発を手がけています。三重県出身、読書が趣味とのこと。渡辺さんは、ルーセントに勤務されていて、通信機器、特に交換機と交換機とを結びつける通信機器の開発に専心されているとのこと。共に30代から40代前半という、人生のうちでもっとも輝かしい時期に生きている方々が、新たな思想の風を吹かせてくれることを期待しています。
今回は、「自然」と題して議論した。自然には、山、川、海といった、いわゆる世間一般に自然といわれている人間以外のものと、人間と自然との係わり、人間行動といった人間と係わる中での自然とがある。私達は、自然物と人工物を区別しているが、その区別の基準は、自然発生的に生まれてきたものを自然物といい、人間が生み出したものを人工物としている。それでは、はたして人間が生み出したものは自然ではないのだろうか。もし、それが自然ではないとしたなら、人工物と自然との根源的な意味での違いは一体何なのだろうか。
- 開催日時
- 平成14年9月13日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 村澤、広野、土岐川、山崎、桐、下山、中村、吉野、井桁、望月
討議内容
今回新たに井桁(いげた)さんが参加してくれました。井桁さんは、心理学が専門で、実践心理学研究所を開設されています。多くの方をカウンセリングされている一方で、鶏と一緒に生活しながら、鶏のメンタルヘルスに関しても研究されているとのこと。本研究会でしばしば議論される心理学の面からも新鮮な意見が聞けることを期待しています。
今回は「人類の目指すもの」と題して議論した。第二次世界大戦後55年以上の年月が流れ、世界に次第に平和な時がもたらされている一方で、アメリカの多発テロを契機に、テロに対する不安が世界的に高まってきていて、反テロ活動が一段とエスカレートしつつある。その一方では、それらの政治的な流れとは別に、経済的な面においても、長引く不況、株価の低迷、失業者の増大、企業間の熾烈な競争や不祥事など、様々な問題が浮上してきている。平和を願い、豊かな生活を目指してきた人類が、ここに来て、新たな不安と、求めようとしてなかなかつかむことのできない心の豊かさへの疑心暗鬼とに陥っているかに見える。我々人類は、一体なにを目指して歩んでいるのであろうか。
- 開催日時
- 平成14年7月25日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、山崎、下山、内田、吉野、佐藤、望月
討議内容
今回は世間ということについて議論した。私達は日常、世間という言葉を何気なく使っているが、その言葉の意味するものを考えていくと、私達が思っているほど具体的な何かではないことに気付く。具体的な何かではないが、私達の心の底で、人と人との暗黙のネットワークによって、価値の共有を作っている何かである。かといって、それが常識と必ずしも結びついてはいない。また、世間と同じような感覚で使われている言葉に社会というのがあるが、これもまた微妙に世間という言葉の醸し出しているニュアンスとは異なっている。
- 開催日時
- 平成14年5月29日(水) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 村澤、広野、塚田、土岐川、山崎、水野、下山、内田、吉野、望月
討議内容
今回は表現するということについて議論した。私達は、日常様々な形で何等かな事柄を表現している。あるときには意識的に表現することもあるであろうし、ある時には、無意識のうちに表情や態度といったことで、自身の内面の世界を表現していることもある。ただ、意識的であれ、無意識的であれ、我々が表現することの中には、我々自身の気付いていない無意識の世界が表現されていることは確かである。
- 開催日時
- 平成14年3月29日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、山崎、水野、下山、吉野、望月
討議内容
今回は善について議論した。善について考える前に、善と対照的なことである悪、その悪の原点になるかもしれない殺人について考えてみることにした。人を殺すことが一体なぜ悪となるのであろうか。私達は、人を殺すことを、いけないことであると理屈ぬきで思い込んでいるけれども、一体なぜ人を殺すことはいけないことなのであろうか。
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第83回 「不安」
- 2005-04-09 (土)
- 2002年レポート
- 開催日時
- 平成14年11月1日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 広野、山崎、水野、下山、市川、徳留、加藤、板倉、式井、渡辺、望月
参加者
討議内容
今回新たに三名の方が参加してくれました。板倉さんは、ベルシステム24総合研究所に勤務されていて、主として音声に係わる研究をされています。心理学が専門で、学生時代は魅力について研究されていたとのこと。式井さんは、古河電気工業に勤務されていて、光通信関連機器の開発を手がけています。三重県出身、読書が趣味とのこと。渡辺さんは、ルーセントに勤務されていて、通信機器、特に交換機と交換機とを結びつける通信機器の開発に専心されているとのこと。共に30代から40代前半という、人生のうちでもっとも輝かしい時期に生きている方々が、新たな思想の風を吹かせてくれることを期待しています。
今回は、「自然」と題して議論した。自然には、山、川、海といった、いわゆる世間一般に自然といわれている人間以外のものと、人間と自然との係わり、人間行動といった人間と係わる中での自然とがある。私達は、自然物と人工物を区別しているが、その区別の基準は、自然発生的に生まれてきたものを自然物といい、人間が生み出したものを人工物としている。それでは、はたして人間が生み出したものは自然ではないのだろうか。もし、それが自然ではないとしたなら、人工物と自然との根源的な意味での違いは一体何なのだろうか。
- 開催日時
- 平成14年9月13日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 村澤、広野、土岐川、山崎、桐、下山、中村、吉野、井桁、望月
討議内容
今回新たに井桁(いげた)さんが参加してくれました。井桁さんは、心理学が専門で、実践心理学研究所を開設されています。多くの方をカウンセリングされている一方で、鶏と一緒に生活しながら、鶏のメンタルヘルスに関しても研究されているとのこと。本研究会でしばしば議論される心理学の面からも新鮮な意見が聞けることを期待しています。
今回は「人類の目指すもの」と題して議論した。第二次世界大戦後55年以上の年月が流れ、世界に次第に平和な時がもたらされている一方で、アメリカの多発テロを契機に、テロに対する不安が世界的に高まってきていて、反テロ活動が一段とエスカレートしつつある。その一方では、それらの政治的な流れとは別に、経済的な面においても、長引く不況、株価の低迷、失業者の増大、企業間の熾烈な競争や不祥事など、様々な問題が浮上してきている。平和を願い、豊かな生活を目指してきた人類が、ここに来て、新たな不安と、求めようとしてなかなかつかむことのできない心の豊かさへの疑心暗鬼とに陥っているかに見える。我々人類は、一体なにを目指して歩んでいるのであろうか。
- 開催日時
- 平成14年7月25日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、山崎、下山、内田、吉野、佐藤、望月
討議内容
今回は世間ということについて議論した。私達は日常、世間という言葉を何気なく使っているが、その言葉の意味するものを考えていくと、私達が思っているほど具体的な何かではないことに気付く。具体的な何かではないが、私達の心の底で、人と人との暗黙のネットワークによって、価値の共有を作っている何かである。かといって、それが常識と必ずしも結びついてはいない。また、世間と同じような感覚で使われている言葉に社会というのがあるが、これもまた微妙に世間という言葉の醸し出しているニュアンスとは異なっている。
- 開催日時
- 平成14年5月29日(水) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 村澤、広野、塚田、土岐川、山崎、水野、下山、内田、吉野、望月
討議内容
今回は表現するということについて議論した。私達は、日常様々な形で何等かな事柄を表現している。あるときには意識的に表現することもあるであろうし、ある時には、無意識のうちに表情や態度といったことで、自身の内面の世界を表現していることもある。ただ、意識的であれ、無意識的であれ、我々が表現することの中には、我々自身の気付いていない無意識の世界が表現されていることは確かである。
- 開催日時
- 平成14年3月29日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、山崎、水野、下山、吉野、望月
討議内容
今回は善について議論した。善について考える前に、善と対照的なことである悪、その悪の原点になるかもしれない殺人について考えてみることにした。人を殺すことが一体なぜ悪となるのであろうか。私達は、人を殺すことを、いけないことであると理屈ぬきで思い込んでいるけれども、一体なぜ人を殺すことはいけないことなのであろうか。
- 開催日時
- 平成14年1月28日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、塚田、西山、山崎、桐、下山、西村、松本、望月
討議内容
今回は不安について議論した。最近のニュースを見たり、聞いたりするにつけ、不安という言葉が目立つ。生活不安、老後の不安、結婚不安、子育て不安、病気に対する不安、雇用不安、政治不安、治安不安などなど、様々な不安がここ数年の間に高まってきている。確かにこれらの不安は、経済の不安定さが大きく係わってきてはいるけれども、その陰で、高度な成長を遂げる中で見失われてしまった目的や、有り余る情報などが複雑に絡み合う中で生まれてきているように思える。
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