2006年レポート
第112回 「魂」
- 2006-12-11 (月)
- 2006年レポート
- 開催日時
- 平成18年12月1日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 魂
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、土岐川、下山、松本、内田、小島、望月
討議内容
今回、小島さんが新たに参加してくれました。小島さんは、現在フリーで、新たな人生に向けて、色々と頑張っていらっしゃるお嬢様です。若い感性で、新鮮な息吹を吹き込んでくれることを期待しています。
今回は「魂」と題して議論した。魂という言葉で、我々が連想するのは、死、霊、肉体といったものであろうか。どこかしら、魂は、肉体とは別な何かのような感じを受ける。ただ、人が生きている時には、魂は肉体とともに、一体となって存在していて、人が死んだ時、魂が肉体から離れてくるために、その存在を時として見ることができると考えられている。
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第111回 「倫理」
- 2006-09-15 (金)
- 2006年レポート
- 開催日時
- 平成18年12月1日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 魂
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、土岐川、下山、松本、内田、小島、望月
討議内容
今回、小島さんが新たに参加してくれました。小島さんは、現在フリーで、新たな人生に向けて、色々と頑張っていらっしゃるお嬢様です。若い感性で、新鮮な息吹を吹き込んでくれることを期待しています。
今回は「魂」と題して議論した。魂という言葉で、我々が連想するのは、死、霊、肉体といったものであろうか。どこかしら、魂は、肉体とは別な何かのような感じを受ける。ただ、人が生きている時には、魂は肉体とともに、一体となって存在していて、人が死んだ時、魂が肉体から離れてくるために、その存在を時として見ることができると考えられている。
- 開催日時
- 平成18年9月6日(水) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 倫理
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、下山、木下、望月
討議内容
今回、木下さんが新たに参加してくれました。木下さんは、ある企業の研究所に勤務されているまだ20代のお嬢様で、旅行やゲームが趣味とのこと。若い感性で、新たな息吹を吹き込んでくれることを期待しています。
今回は「倫理」と題して議論した。新聞記事や、TVのニュースで頻繁に目にし耳にするのが、倫理問題である。企業倫理、情報倫理、生命倫理と、倫理という言葉が最近富に目立ってきている。倫理とは一体何なのか、そして、どうして近年になって、倫理問題がクローズアップされてきているのか、その辺のところを議論してみた。
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第110回 「運命」
- 2006-08-15 (火)
- 2006年レポート
- 開催日時
- 平成18年12月1日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 魂
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、土岐川、下山、松本、内田、小島、望月
討議内容
今回、小島さんが新たに参加してくれました。小島さんは、現在フリーで、新たな人生に向けて、色々と頑張っていらっしゃるお嬢様です。若い感性で、新鮮な息吹を吹き込んでくれることを期待しています。
今回は「魂」と題して議論した。魂という言葉で、我々が連想するのは、死、霊、肉体といったものであろうか。どこかしら、魂は、肉体とは別な何かのような感じを受ける。ただ、人が生きている時には、魂は肉体とともに、一体となって存在していて、人が死んだ時、魂が肉体から離れてくるために、その存在を時として見ることができると考えられている。
- 開催日時
- 平成18年9月6日(水) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 倫理
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、下山、木下、望月
討議内容
今回、木下さんが新たに参加してくれました。木下さんは、ある企業の研究所に勤務されているまだ20代のお嬢様で、旅行やゲームが趣味とのこと。若い感性で、新たな息吹を吹き込んでくれることを期待しています。
今回は「倫理」と題して議論した。新聞記事や、TVのニュースで頻繁に目にし耳にするのが、倫理問題である。企業倫理、情報倫理、生命倫理と、倫理という言葉が最近富に目立ってきている。倫理とは一体何なのか、そして、どうして近年になって、倫理問題がクローズアップされてきているのか、その辺のところを議論してみた。
- 開催日時
- 平成18年7月28日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 運命
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 下山、望月
討議内容
今回は「運命」と題して議論した。運命という言葉と似た意味の言葉として運というのがある。運命ということについて議論する前に、運について議論してみた。運という言葉の持つ意味合いは、幸運、不運といった表現があるように、幸、不幸と深くかかわる何かである。そして、運がいいとか運が悪いとかいった表現に見られるように、幸や不幸を運んでくる力のようなものに使われているようだ。
宝くじに当たる人はよくあたるし、当たらない人は全く当たらないように、宝くじ一つをとっても、そこには、当たりやすい人、当たりにくい人がいるようで、そうした当たりやすさといったものが、運と深く係わっているように思える。それは、単に偶然そうなっているというよりも、当たる当たらないという現象の背後に、何らかの力が関与しているように思える。そして、その力を人は直感的に感じ、それを運と表現しているのではないだろうか。
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第109回 「芸術」
- 2006-05-12 (金)
- 2006年レポート
- 開催日時
- 平成18年12月1日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 魂
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、土岐川、下山、松本、内田、小島、望月
討議内容
今回、小島さんが新たに参加してくれました。小島さんは、現在フリーで、新たな人生に向けて、色々と頑張っていらっしゃるお嬢様です。若い感性で、新鮮な息吹を吹き込んでくれることを期待しています。
今回は「魂」と題して議論した。魂という言葉で、我々が連想するのは、死、霊、肉体といったものであろうか。どこかしら、魂は、肉体とは別な何かのような感じを受ける。ただ、人が生きている時には、魂は肉体とともに、一体となって存在していて、人が死んだ時、魂が肉体から離れてくるために、その存在を時として見ることができると考えられている。
- 開催日時
- 平成18年9月6日(水) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 倫理
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、下山、木下、望月
討議内容
今回、木下さんが新たに参加してくれました。木下さんは、ある企業の研究所に勤務されているまだ20代のお嬢様で、旅行やゲームが趣味とのこと。若い感性で、新たな息吹を吹き込んでくれることを期待しています。
今回は「倫理」と題して議論した。新聞記事や、TVのニュースで頻繁に目にし耳にするのが、倫理問題である。企業倫理、情報倫理、生命倫理と、倫理という言葉が最近富に目立ってきている。倫理とは一体何なのか、そして、どうして近年になって、倫理問題がクローズアップされてきているのか、その辺のところを議論してみた。
- 開催日時
- 平成18年7月28日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 運命
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 下山、望月
討議内容
今回は「運命」と題して議論した。運命という言葉と似た意味の言葉として運というのがある。運命ということについて議論する前に、運について議論してみた。運という言葉の持つ意味合いは、幸運、不運といった表現があるように、幸、不幸と深くかかわる何かである。そして、運がいいとか運が悪いとかいった表現に見られるように、幸や不幸を運んでくる力のようなものに使われているようだ。
宝くじに当たる人はよくあたるし、当たらない人は全く当たらないように、宝くじ一つをとっても、そこには、当たりやすい人、当たりにくい人がいるようで、そうした当たりやすさといったものが、運と深く係わっているように思える。それは、単に偶然そうなっているというよりも、当たる当たらないという現象の背後に、何らかの力が関与しているように思える。そして、その力を人は直感的に感じ、それを運と表現しているのではないだろうか。
- 開催日時
- 平成18年4月28日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 芸術
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 土岐川、桐、下山、吉野、望月
討議内容
今回は「芸術」と題して議論した。芸術とは一体なんだろうか。芸術という言葉で連想するのは、絵画、彫刻、音楽、詩といったものだろうか。それらが意味しているのは、とにかく論理的ではないもの、理性と直接かかわるのではなく、感性、情緒といったものとかかわりあう何かなような気がする。
芸術とかかわりあう言葉に美術というのがある。美術品とは、絵画であるとか、彫刻であるといった、主として視覚とかかわった創造物である。美術品が必ずしも芸術品とは限らないし、芸術品の中にも美術品が含まれてもいる。美術というのは、絵にしても彫刻にしても、それが人間の感覚において美しいと感じられるものであるのに対して、芸術というのは、そうした感覚の他に何かがプラスされているように思える。
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第108回 「幸福な人生」
- 2006-04-04 (火)
- 2006年レポート
- 開催日時
- 平成18年12月1日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 魂
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、土岐川、下山、松本、内田、小島、望月
討議内容
今回、小島さんが新たに参加してくれました。小島さんは、現在フリーで、新たな人生に向けて、色々と頑張っていらっしゃるお嬢様です。若い感性で、新鮮な息吹を吹き込んでくれることを期待しています。
今回は「魂」と題して議論した。魂という言葉で、我々が連想するのは、死、霊、肉体といったものであろうか。どこかしら、魂は、肉体とは別な何かのような感じを受ける。ただ、人が生きている時には、魂は肉体とともに、一体となって存在していて、人が死んだ時、魂が肉体から離れてくるために、その存在を時として見ることができると考えられている。
- 開催日時
- 平成18年9月6日(水) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 倫理
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、下山、木下、望月
討議内容
今回、木下さんが新たに参加してくれました。木下さんは、ある企業の研究所に勤務されているまだ20代のお嬢様で、旅行やゲームが趣味とのこと。若い感性で、新たな息吹を吹き込んでくれることを期待しています。
今回は「倫理」と題して議論した。新聞記事や、TVのニュースで頻繁に目にし耳にするのが、倫理問題である。企業倫理、情報倫理、生命倫理と、倫理という言葉が最近富に目立ってきている。倫理とは一体何なのか、そして、どうして近年になって、倫理問題がクローズアップされてきているのか、その辺のところを議論してみた。
- 開催日時
- 平成18年7月28日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 運命
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 下山、望月
討議内容
今回は「運命」と題して議論した。運命という言葉と似た意味の言葉として運というのがある。運命ということについて議論する前に、運について議論してみた。運という言葉の持つ意味合いは、幸運、不運といった表現があるように、幸、不幸と深くかかわる何かである。そして、運がいいとか運が悪いとかいった表現に見られるように、幸や不幸を運んでくる力のようなものに使われているようだ。
宝くじに当たる人はよくあたるし、当たらない人は全く当たらないように、宝くじ一つをとっても、そこには、当たりやすい人、当たりにくい人がいるようで、そうした当たりやすさといったものが、運と深く係わっているように思える。それは、単に偶然そうなっているというよりも、当たる当たらないという現象の背後に、何らかの力が関与しているように思える。そして、その力を人は直感的に感じ、それを運と表現しているのではないだろうか。
- 開催日時
- 平成18年4月28日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 芸術
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 土岐川、桐、下山、吉野、望月
討議内容
今回は「芸術」と題して議論した。芸術とは一体なんだろうか。芸術という言葉で連想するのは、絵画、彫刻、音楽、詩といったものだろうか。それらが意味しているのは、とにかく論理的ではないもの、理性と直接かかわるのではなく、感性、情緒といったものとかかわりあう何かなような気がする。
芸術とかかわりあう言葉に美術というのがある。美術品とは、絵画であるとか、彫刻であるといった、主として視覚とかかわった創造物である。美術品が必ずしも芸術品とは限らないし、芸術品の中にも美術品が含まれてもいる。美術というのは、絵にしても彫刻にしても、それが人間の感覚において美しいと感じられるものであるのに対して、芸術というのは、そうした感覚の他に何かがプラスされているように思える。
- 開催日時
- 平成18年3月7日(火) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 幸福な人生
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 土岐川、塚田、下山、徳留、内田、望月
討議内容
今回は「幸福な人生」と題して議論した。今回のテーマは、ただ幸せということだけではなく、幸福な人生として、人生がかかわっている。それは、ゲームに夢中になったり、好きなことをやっている時の刹那的な快楽からくるところの幸せではなく、一人一人の人生を振り返って見た時に、この世に人間として生まれてきたことを感謝して死んでいけるかどうか、人生の集大成として幸福であるとはどういうことなのかということである。
もちろん、刹那的な快楽であっても、その快楽の中で死んでいくことができたら、それは幸せな人生だったのかもしれないけれども、それでは、なんだか動物の生き方とあまり変わりがないように思えてくる。誰でもが経験していることであろうけれど、あまり遊びだけに興じていると、はたしてこれで自分の人生はいいのだろうかという反省の心が自然に芽生えてくる。その芽生えは、人間社会が作り上げた価値基準、例えば、大学に行って勉強し、それなりに知識を身に付け、会社勤めをしてといったシナリオに乗ることへの無意識な引力から生まれてきていることも多分にあるではあろうけれど、それとは切り離されて、人間の本質と係わっているように思える。
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第107回 「意識」
- 2006-02-17 (金)
- 2006年レポート
- 開催日時
- 平成18年12月1日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 魂
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、土岐川、下山、松本、内田、小島、望月
討議内容
今回、小島さんが新たに参加してくれました。小島さんは、現在フリーで、新たな人生に向けて、色々と頑張っていらっしゃるお嬢様です。若い感性で、新鮮な息吹を吹き込んでくれることを期待しています。
今回は「魂」と題して議論した。魂という言葉で、我々が連想するのは、死、霊、肉体といったものであろうか。どこかしら、魂は、肉体とは別な何かのような感じを受ける。ただ、人が生きている時には、魂は肉体とともに、一体となって存在していて、人が死んだ時、魂が肉体から離れてくるために、その存在を時として見ることができると考えられている。
- 開催日時
- 平成18年9月6日(水) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 倫理
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 塚田、下山、木下、望月
討議内容
今回、木下さんが新たに参加してくれました。木下さんは、ある企業の研究所に勤務されているまだ20代のお嬢様で、旅行やゲームが趣味とのこと。若い感性で、新たな息吹を吹き込んでくれることを期待しています。
今回は「倫理」と題して議論した。新聞記事や、TVのニュースで頻繁に目にし耳にするのが、倫理問題である。企業倫理、情報倫理、生命倫理と、倫理という言葉が最近富に目立ってきている。倫理とは一体何なのか、そして、どうして近年になって、倫理問題がクローズアップされてきているのか、その辺のところを議論してみた。
- 開催日時
- 平成18年7月28日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 運命
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 下山、望月
討議内容
今回は「運命」と題して議論した。運命という言葉と似た意味の言葉として運というのがある。運命ということについて議論する前に、運について議論してみた。運という言葉の持つ意味合いは、幸運、不運といった表現があるように、幸、不幸と深くかかわる何かである。そして、運がいいとか運が悪いとかいった表現に見られるように、幸や不幸を運んでくる力のようなものに使われているようだ。
宝くじに当たる人はよくあたるし、当たらない人は全く当たらないように、宝くじ一つをとっても、そこには、当たりやすい人、当たりにくい人がいるようで、そうした当たりやすさといったものが、運と深く係わっているように思える。それは、単に偶然そうなっているというよりも、当たる当たらないという現象の背後に、何らかの力が関与しているように思える。そして、その力を人は直感的に感じ、それを運と表現しているのではないだろうか。
- 開催日時
- 平成18年4月28日(金) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 芸術
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 土岐川、桐、下山、吉野、望月
討議内容
今回は「芸術」と題して議論した。芸術とは一体なんだろうか。芸術という言葉で連想するのは、絵画、彫刻、音楽、詩といったものだろうか。それらが意味しているのは、とにかく論理的ではないもの、理性と直接かかわるのではなく、感性、情緒といったものとかかわりあう何かなような気がする。
芸術とかかわりあう言葉に美術というのがある。美術品とは、絵画であるとか、彫刻であるといった、主として視覚とかかわった創造物である。美術品が必ずしも芸術品とは限らないし、芸術品の中にも美術品が含まれてもいる。美術というのは、絵にしても彫刻にしても、それが人間の感覚において美しいと感じられるものであるのに対して、芸術というのは、そうした感覚の他に何かがプラスされているように思える。
- 開催日時
- 平成18年3月7日(火) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 幸福な人生
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 土岐川、塚田、下山、徳留、内田、望月
討議内容
今回は「幸福な人生」と題して議論した。今回のテーマは、ただ幸せということだけではなく、幸福な人生として、人生がかかわっている。それは、ゲームに夢中になったり、好きなことをやっている時の刹那的な快楽からくるところの幸せではなく、一人一人の人生を振り返って見た時に、この世に人間として生まれてきたことを感謝して死んでいけるかどうか、人生の集大成として幸福であるとはどういうことなのかということである。
もちろん、刹那的な快楽であっても、その快楽の中で死んでいくことができたら、それは幸せな人生だったのかもしれないけれども、それでは、なんだか動物の生き方とあまり変わりがないように思えてくる。誰でもが経験していることであろうけれど、あまり遊びだけに興じていると、はたしてこれで自分の人生はいいのだろうかという反省の心が自然に芽生えてくる。その芽生えは、人間社会が作り上げた価値基準、例えば、大学に行って勉強し、それなりに知識を身に付け、会社勤めをしてといったシナリオに乗ることへの無意識な引力から生まれてきていることも多分にあるではあろうけれど、それとは切り離されて、人間の本質と係わっているように思える。
- 開催日時
- 平成18年1月25日(水) 14:00〜17:00
- 討議テーマ
- 意識
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 土岐川、山崎、下山、吉野、望月
討議内容
今回は「意識」と題して議論した。意識とは一体なんだろう。改めて意識をとらえようとしてみると、それがなかなか具体的なものとしてとらえられないことに気付く。それは一体どうしてなのだろうか。我々が何かを意識しているというのは、何かに気づいているということだ。したがって、それは記憶とも深いかかわりを持ってくる。
人に気付かせ、意識させるものとして言葉がある。言葉が生まれた途端、それは意識となって現れてくる。例えば、意識、無意識という言葉がなかった時、無意識の世界があるなどということは考えなかったであろうし、意識ということもあえて浮かび上がってきはしなかったであろう。言葉が生まれたことによって、今まで無意識にとらえていたものが意識化されてくる。だから、名前も個々人を意識化する大切なものなのであろう。逆に、名前が与えられたことで、自我を意識するようになったのかもしれない。
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