2001年レポート
第82回 「幸せ」
- 2005-04-09 (土)
- 2001年レポート
- 開催日時
- 平成13年11月26日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、塚田、土岐川、山崎、桐、下山、松本、望月
会議内容
今回は幸せについて議論した。幸せとは一体なんだろうか。私たちは、日常生活の中で、ちょっとした出来事、ちょっとした楽しみの中に幸せを感じることがある。遠足、修学旅行を楽しみに待つ子供たちの心は、幸せ感で満ちている。大人たちにしても、週末に予定している、ゴルフ、テニス、あるいは釣りといったレジャーは、実際にそのことをやっている時はもちろんのこと、その日を待つ間の心の高揚も、幸せ感を運んでくる。確かにこれらの幸福感は、幸せそのものであろう。
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第81回 「感性」
- 2005-04-09 (土)
- 2001年レポート
- 開催日時
- 平成13年11月26日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、塚田、土岐川、山崎、桐、下山、松本、望月
会議内容
今回は幸せについて議論した。幸せとは一体なんだろうか。私たちは、日常生活の中で、ちょっとした出来事、ちょっとした楽しみの中に幸せを感じることがある。遠足、修学旅行を楽しみに待つ子供たちの心は、幸せ感で満ちている。大人たちにしても、週末に予定している、ゴルフ、テニス、あるいは釣りといったレジャーは、実際にそのことをやっている時はもちろんのこと、その日を待つ間の心の高揚も、幸せ感を運んでくる。確かにこれらの幸福感は、幸せそのものであろう。
- 開催日時
- 平成13年9月17日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、西山、山崎、下山、市川、吉野、望月
討議内容
今回は感性について議論した。最近富に感性の豊かさや、感性を磨くことについて新聞やテレビなどのメディアにおいて目にしたり聞いたりするが、その感性とは一体なんだろうか。感性と同じような言葉に感受性がある。感受性というと、その響きの中に、情緒的なものを感じさせる。テレビのドラマや映画などを見ていて、共感したり、感動したりすることは、どちらかというと感受性と係わっている。これに対して、感性には、五感を通して入ってくる様々な刺激に対して、統合的に判断する何かが秘められているように思える。
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第80回 「場」
- 2005-04-09 (土)
- 2001年レポート
- 開催日時
- 平成13年11月26日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、塚田、土岐川、山崎、桐、下山、松本、望月
会議内容
今回は幸せについて議論した。幸せとは一体なんだろうか。私たちは、日常生活の中で、ちょっとした出来事、ちょっとした楽しみの中に幸せを感じることがある。遠足、修学旅行を楽しみに待つ子供たちの心は、幸せ感で満ちている。大人たちにしても、週末に予定している、ゴルフ、テニス、あるいは釣りといったレジャーは、実際にそのことをやっている時はもちろんのこと、その日を待つ間の心の高揚も、幸せ感を運んでくる。確かにこれらの幸福感は、幸せそのものであろう。
- 開催日時
- 平成13年9月17日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、西山、山崎、下山、市川、吉野、望月
討議内容
今回は感性について議論した。最近富に感性の豊かさや、感性を磨くことについて新聞やテレビなどのメディアにおいて目にしたり聞いたりするが、その感性とは一体なんだろうか。感性と同じような言葉に感受性がある。感受性というと、その響きの中に、情緒的なものを感じさせる。テレビのドラマや映画などを見ていて、共感したり、感動したりすることは、どちらかというと感受性と係わっている。これに対して、感性には、五感を通して入ってくる様々な刺激に対して、統合的に判断する何かが秘められているように思える。
- 開催日時
- 平成13年7月9日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、塚田、山崎、桐、水野、下山、松本、吉野、大滝、望月
討議内容
今回は場について議論した。私たちは、一人で生きているようでいて、無意識のうちに他者を意識し、他者と共に作り出す場の中で生きている。会議や講義に参加していて居眠りをしてしまうことがあるが、居眠りは個人的な営みではあるけれども、それによって場全体を乱してしまう。講義に参加している人の中で居眠りしている人がいると、それは講義する者の心に何らかの影響を与える。自分の講義がつまらないのだろうか、理解されていないのだろうかといった意識が働き、講義への集中度が低下する。その集中度の低下は、講義内容のつまらなさとなって、講義をまじめに聞いている者の心に微妙に影響を与え、全体の雰囲気を乱すことになってしまう。参加者全員で作る場が、居眠りをするものの存在によって乱されてしまうのである。
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第79回 「生きることの意味」
- 2005-04-09 (土)
- 2001年レポート
- 開催日時
- 平成13年11月26日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、塚田、土岐川、山崎、桐、下山、松本、望月
会議内容
今回は幸せについて議論した。幸せとは一体なんだろうか。私たちは、日常生活の中で、ちょっとした出来事、ちょっとした楽しみの中に幸せを感じることがある。遠足、修学旅行を楽しみに待つ子供たちの心は、幸せ感で満ちている。大人たちにしても、週末に予定している、ゴルフ、テニス、あるいは釣りといったレジャーは、実際にそのことをやっている時はもちろんのこと、その日を待つ間の心の高揚も、幸せ感を運んでくる。確かにこれらの幸福感は、幸せそのものであろう。
- 開催日時
- 平成13年9月17日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、西山、山崎、下山、市川、吉野、望月
討議内容
今回は感性について議論した。最近富に感性の豊かさや、感性を磨くことについて新聞やテレビなどのメディアにおいて目にしたり聞いたりするが、その感性とは一体なんだろうか。感性と同じような言葉に感受性がある。感受性というと、その響きの中に、情緒的なものを感じさせる。テレビのドラマや映画などを見ていて、共感したり、感動したりすることは、どちらかというと感受性と係わっている。これに対して、感性には、五感を通して入ってくる様々な刺激に対して、統合的に判断する何かが秘められているように思える。
- 開催日時
- 平成13年7月9日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、塚田、山崎、桐、水野、下山、松本、吉野、大滝、望月
討議内容
今回は場について議論した。私たちは、一人で生きているようでいて、無意識のうちに他者を意識し、他者と共に作り出す場の中で生きている。会議や講義に参加していて居眠りをしてしまうことがあるが、居眠りは個人的な営みではあるけれども、それによって場全体を乱してしまう。講義に参加している人の中で居眠りしている人がいると、それは講義する者の心に何らかの影響を与える。自分の講義がつまらないのだろうか、理解されていないのだろうかといった意識が働き、講義への集中度が低下する。その集中度の低下は、講義内容のつまらなさとなって、講義をまじめに聞いている者の心に微妙に影響を与え、全体の雰囲気を乱すことになってしまう。参加者全員で作る場が、居眠りをするものの存在によって乱されてしまうのである。
- 開催日時
- 平成13年5月28日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、塚田、西山、山崎、桐、水野、下山、松本、田中、肥野(慎)、 肥野、佐藤、望月
討議内容
今回は、肥野さんが新たに参加してくださいました。肥野さんは、先にこの会に参加しています肥野(慎)さんのお母様で、現在ベターホームの協会に入っていて、料理を教えているとのことです。主婦の視点から、新たな意見を発信していただくことを期待しています。
今回は生きることの意味について議論した。久しぶりに参加された西山さんは、世界を旅する趣味をもっていますが、最近アンコールワットを訪れて、人生観が大きく変わったとのこと。今まで、一生懸命生きてきて、それなりに満足していた人生ではあったけれど、アンコールワットを訪れて、今までの人生ではなく、何か、他にもっと生きる意味のある人生があるのではないかという思いを強くしたという。特に、世界遺産となっている多くのものが、その時代、その時代を生きた権力者との係わりで建築されたことを思うと、生きることと、何かを残すこととの間には、何か重要な意味があるのではないかとも思うようになったとのこと。また、山崎さんは、以前チベットを訪れたときに、それまでの人生観とはまったく異なった、まったく新たな世界が広がってきて、それからの生き方が大きく変わったという。いずれにしても、私たちが当たり前のように日々を生きていることの中では、感じることのできない世界が、私たちの心の奥には秘められていて、時として、その世界を何かの出会いによって垣間見せてくれるようだ。
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第78回 「平等」
- 2005-04-09 (土)
- 2001年レポート
- 開催日時
- 平成13年11月26日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、塚田、土岐川、山崎、桐、下山、松本、望月
会議内容
今回は幸せについて議論した。幸せとは一体なんだろうか。私たちは、日常生活の中で、ちょっとした出来事、ちょっとした楽しみの中に幸せを感じることがある。遠足、修学旅行を楽しみに待つ子供たちの心は、幸せ感で満ちている。大人たちにしても、週末に予定している、ゴルフ、テニス、あるいは釣りといったレジャーは、実際にそのことをやっている時はもちろんのこと、その日を待つ間の心の高揚も、幸せ感を運んでくる。確かにこれらの幸福感は、幸せそのものであろう。
- 開催日時
- 平成13年9月17日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、西山、山崎、下山、市川、吉野、望月
討議内容
今回は感性について議論した。最近富に感性の豊かさや、感性を磨くことについて新聞やテレビなどのメディアにおいて目にしたり聞いたりするが、その感性とは一体なんだろうか。感性と同じような言葉に感受性がある。感受性というと、その響きの中に、情緒的なものを感じさせる。テレビのドラマや映画などを見ていて、共感したり、感動したりすることは、どちらかというと感受性と係わっている。これに対して、感性には、五感を通して入ってくる様々な刺激に対して、統合的に判断する何かが秘められているように思える。
- 開催日時
- 平成13年7月9日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、塚田、山崎、桐、水野、下山、松本、吉野、大滝、望月
討議内容
今回は場について議論した。私たちは、一人で生きているようでいて、無意識のうちに他者を意識し、他者と共に作り出す場の中で生きている。会議や講義に参加していて居眠りをしてしまうことがあるが、居眠りは個人的な営みではあるけれども、それによって場全体を乱してしまう。講義に参加している人の中で居眠りしている人がいると、それは講義する者の心に何らかの影響を与える。自分の講義がつまらないのだろうか、理解されていないのだろうかといった意識が働き、講義への集中度が低下する。その集中度の低下は、講義内容のつまらなさとなって、講義をまじめに聞いている者の心に微妙に影響を与え、全体の雰囲気を乱すことになってしまう。参加者全員で作る場が、居眠りをするものの存在によって乱されてしまうのである。
- 開催日時
- 平成13年5月28日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、塚田、西山、山崎、桐、水野、下山、松本、田中、肥野(慎)、 肥野、佐藤、望月
討議内容
今回は、肥野さんが新たに参加してくださいました。肥野さんは、先にこの会に参加しています肥野(慎)さんのお母様で、現在ベターホームの協会に入っていて、料理を教えているとのことです。主婦の視点から、新たな意見を発信していただくことを期待しています。
今回は生きることの意味について議論した。久しぶりに参加された西山さんは、世界を旅する趣味をもっていますが、最近アンコールワットを訪れて、人生観が大きく変わったとのこと。今まで、一生懸命生きてきて、それなりに満足していた人生ではあったけれど、アンコールワットを訪れて、今までの人生ではなく、何か、他にもっと生きる意味のある人生があるのではないかという思いを強くしたという。特に、世界遺産となっている多くのものが、その時代、その時代を生きた権力者との係わりで建築されたことを思うと、生きることと、何かを残すこととの間には、何か重要な意味があるのではないかとも思うようになったとのこと。また、山崎さんは、以前チベットを訪れたときに、それまでの人生観とはまったく異なった、まったく新たな世界が広がってきて、それからの生き方が大きく変わったという。いずれにしても、私たちが当たり前のように日々を生きていることの中では、感じることのできない世界が、私たちの心の奥には秘められていて、時として、その世界を何かの出会いによって垣間見せてくれるようだ。
- 開催日時
- 平成13年3月16日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、山崎、桐、下山、市川、松本、吉野、高須、望月
討議内容
今回は、平等ということについて議論した。世の中では、学校教育においては、平等という名の下に、運動会の競技の中から、個人競技が姿を消し、成績評価も、個人の努力に重きが置かれ、他者との相対的な順位を議論することが次第に少なくなってきている。職場においては、男女機会均等法という法律が施行され、男女の労働環境が平等という名の元に平準化されてきてもいる。そうかと思うと、一人ひとりの能力に見合った教育の場も求められていて、飛び級の教育システムも導入されてきているし、職場においては、女性といえども、配置転換や、異動などによって、単身赴任を強いられたり、残業を強いられたりする環境が生まれてきている。
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第77回 「幸せ」
- 2005-04-09 (土)
- 2001年レポート
- 開催日時
- 平成13年11月26日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、塚田、土岐川、山崎、桐、下山、松本、望月
会議内容
今回は幸せについて議論した。幸せとは一体なんだろうか。私たちは、日常生活の中で、ちょっとした出来事、ちょっとした楽しみの中に幸せを感じることがある。遠足、修学旅行を楽しみに待つ子供たちの心は、幸せ感で満ちている。大人たちにしても、週末に予定している、ゴルフ、テニス、あるいは釣りといったレジャーは、実際にそのことをやっている時はもちろんのこと、その日を待つ間の心の高揚も、幸せ感を運んでくる。確かにこれらの幸福感は、幸せそのものであろう。
- 開催日時
- 平成13年9月17日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、西山、山崎、下山、市川、吉野、望月
討議内容
今回は感性について議論した。最近富に感性の豊かさや、感性を磨くことについて新聞やテレビなどのメディアにおいて目にしたり聞いたりするが、その感性とは一体なんだろうか。感性と同じような言葉に感受性がある。感受性というと、その響きの中に、情緒的なものを感じさせる。テレビのドラマや映画などを見ていて、共感したり、感動したりすることは、どちらかというと感受性と係わっている。これに対して、感性には、五感を通して入ってくる様々な刺激に対して、統合的に判断する何かが秘められているように思える。
- 開催日時
- 平成13年7月9日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、塚田、山崎、桐、水野、下山、松本、吉野、大滝、望月
討議内容
今回は場について議論した。私たちは、一人で生きているようでいて、無意識のうちに他者を意識し、他者と共に作り出す場の中で生きている。会議や講義に参加していて居眠りをしてしまうことがあるが、居眠りは個人的な営みではあるけれども、それによって場全体を乱してしまう。講義に参加している人の中で居眠りしている人がいると、それは講義する者の心に何らかの影響を与える。自分の講義がつまらないのだろうか、理解されていないのだろうかといった意識が働き、講義への集中度が低下する。その集中度の低下は、講義内容のつまらなさとなって、講義をまじめに聞いている者の心に微妙に影響を与え、全体の雰囲気を乱すことになってしまう。参加者全員で作る場が、居眠りをするものの存在によって乱されてしまうのである。
- 開催日時
- 平成13年5月28日(月) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、塚田、西山、山崎、桐、水野、下山、松本、田中、肥野(慎)、 肥野、佐藤、望月
討議内容
今回は、肥野さんが新たに参加してくださいました。肥野さんは、先にこの会に参加しています肥野(慎)さんのお母様で、現在ベターホームの協会に入っていて、料理を教えているとのことです。主婦の視点から、新たな意見を発信していただくことを期待しています。
今回は生きることの意味について議論した。久しぶりに参加された西山さんは、世界を旅する趣味をもっていますが、最近アンコールワットを訪れて、人生観が大きく変わったとのこと。今まで、一生懸命生きてきて、それなりに満足していた人生ではあったけれど、アンコールワットを訪れて、今までの人生ではなく、何か、他にもっと生きる意味のある人生があるのではないかという思いを強くしたという。特に、世界遺産となっている多くのものが、その時代、その時代を生きた権力者との係わりで建築されたことを思うと、生きることと、何かを残すこととの間には、何か重要な意味があるのではないかとも思うようになったとのこと。また、山崎さんは、以前チベットを訪れたときに、それまでの人生観とはまったく異なった、まったく新たな世界が広がってきて、それからの生き方が大きく変わったという。いずれにしても、私たちが当たり前のように日々を生きていることの中では、感じることのできない世界が、私たちの心の奥には秘められていて、時として、その世界を何かの出会いによって垣間見せてくれるようだ。
- 開催日時
- 平成13年3月16日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、山崎、桐、下山、市川、松本、吉野、高須、望月
討議内容
今回は、平等ということについて議論した。世の中では、学校教育においては、平等という名の下に、運動会の競技の中から、個人競技が姿を消し、成績評価も、個人の努力に重きが置かれ、他者との相対的な順位を議論することが次第に少なくなってきている。職場においては、男女機会均等法という法律が施行され、男女の労働環境が平等という名の元に平準化されてきてもいる。そうかと思うと、一人ひとりの能力に見合った教育の場も求められていて、飛び級の教育システムも導入されてきているし、職場においては、女性といえども、配置転換や、異動などによって、単身赴任を強いられたり、残業を強いられたりする環境が生まれてきている。
- 開催日時
- 平成13年1月25日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウィメンズプラザ
- 参加者
- 広野、塚田、土岐川、中瀬、山崎、桐、水野、下山、徳留、松本、大原、佐藤、望月
討議内容
今回は、幸せについてということで議論した。幸せとは一体なんだろう。この言葉が日常当たり前に使われていて、その当たり前の中で、私達は、幸せというよりも、苦しさを感じないことが幸せであると思ってはいないだろうか。そして、その苦しさを感じないことの一つとして、利便性を求めてきた。確かに、私達の生活環境は、数十年前よりはるかに改善されてきている。ライフラインと呼ばれる、電気、ガス、電話、そして、交通機関等々、日常生活を営む上で、様々なものが便利になってきている。その便利さの上で、今度は、精神的快楽をも利便性とともに得られるような環境が生まれてきている。インターネットや携帯電話のように、確かに情報を享受する環境としては、人間の限りない欲求を満たそうと、技術的開発が行われ、人間の欲求を越える技術までも生まれてきている。それらの技術を用いて、私達の欲求は、時空を越えて広がってきている。欲求が新たな環境を作り出し、その環境によって、また新たな欲求が生まれてくるという、欲求の増殖が生まれてきている。はたして、その欲求の充足が幸せとつながるのだろうか。
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