1998年レポート
第64回 「常識」
- 2005-04-09 (土)
- 1998年レポート
- 開催日時
- 平成10年11月25日(水) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウイメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、桐、吉田、下山、前田(園)、前田 く絵)、中村、望月
討議内容
今回は、新たに、中村さんが参加してくれました。中村さんは、現在愛国学園東学の顧問をされていて、大学に人間文化学部があることから、この会に興味をもたれたとのこと。専門が国際理解や、異文化コミュニケーションということで、幅広い見地から、意見が出されることを期待しています。
今回は、常識というテーマで議論した。私達は、常識という言葉を普段何気なく使い、また何気なく理解しているが、いざ面と向かって常識について議論し始めると、なかなか掴みどころのないものであるというのが、正直なところである。ただ、私達が、普段慣れきってしまっている日常生活から離れたとき、私達の常識というものが見えてくる。
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第63回 「創造」
- 2005-04-09 (土)
- 1998年レポート
- 開催日時
- 平成10年11月25日(水) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウイメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、桐、吉田、下山、前田(園)、前田 く絵)、中村、望月
討議内容
今回は、新たに、中村さんが参加してくれました。中村さんは、現在愛国学園東学の顧問をされていて、大学に人間文化学部があることから、この会に興味をもたれたとのこと。専門が国際理解や、異文化コミュニケーションということで、幅広い見地から、意見が出されることを期待しています。
今回は、常識というテーマで議論した。私達は、常識という言葉を普段何気なく使い、また何気なく理解しているが、いざ面と向かって常識について議論し始めると、なかなか掴みどころのないものであるというのが、正直なところである。ただ、私達が、普段慣れきってしまっている日常生活から離れたとき、私達の常識というものが見えてくる。
- 開催日時
- 平成10年9月18日〈金〉15:00〜18:00
- 開催場所
- 沖電気工業 三浦レストハウス
- 参加者
- 広野、中瀬、山崎、水野、青田、高木、土谷、加藤、前田〈園〉、前田〈絵〉佐藤、望月
討議内容
今回は、沖電気王業の三浦レストハウスで、久しぶりに宿を共にして討慈した。今回手ま、60回大会に引き続き土谷さんが二度目の参加であり、新たに、前田さんが泉子で参加してくれました。お母さんの前田(園)さんは、インドに魅せられ、これまですでに6回インドに行っているとのこと。行く度に新しいことを学ぶことが出来ることに、とても魅力を感じるとのことです。前田(絵)さんは、現在、慶應大学医学部の大学院1年生で、精神神経学を専攻しているとのこと。それぞれの経験の中で、新しい意見をもたらしてくれることを期待しています。
今回は、創造に関して討議した。研究者である吉田さんは、自分の経験の中で、創造しているなと感じるのは、営利追求を目的とした技術開発の中ではなく、?自然と対話しながら、新たな原理や原則を発見したりしている時であるという。そして、多くの場合、技術開発的な営みの中では、ストレスを感じるのに対して、創造的営みの中では、喜びが感じられる。創造というのが、一体何であるのかははっきりとはしないが、とにかく創造する営みの中には、喜びがあることは確かなようだ。
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第62回 「生きがい」
- 2005-04-09 (土)
- 1998年レポート
- 開催日時
- 平成10年11月25日(水) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウイメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、桐、吉田、下山、前田(園)、前田 く絵)、中村、望月
討議内容
今回は、新たに、中村さんが参加してくれました。中村さんは、現在愛国学園東学の顧問をされていて、大学に人間文化学部があることから、この会に興味をもたれたとのこと。専門が国際理解や、異文化コミュニケーションということで、幅広い見地から、意見が出されることを期待しています。
今回は、常識というテーマで議論した。私達は、常識という言葉を普段何気なく使い、また何気なく理解しているが、いざ面と向かって常識について議論し始めると、なかなか掴みどころのないものであるというのが、正直なところである。ただ、私達が、普段慣れきってしまっている日常生活から離れたとき、私達の常識というものが見えてくる。
- 開催日時
- 平成10年9月18日〈金〉15:00〜18:00
- 開催場所
- 沖電気工業 三浦レストハウス
- 参加者
- 広野、中瀬、山崎、水野、青田、高木、土谷、加藤、前田〈園〉、前田〈絵〉佐藤、望月
討議内容
今回は、沖電気王業の三浦レストハウスで、久しぶりに宿を共にして討慈した。今回手ま、60回大会に引き続き土谷さんが二度目の参加であり、新たに、前田さんが泉子で参加してくれました。お母さんの前田(園)さんは、インドに魅せられ、これまですでに6回インドに行っているとのこと。行く度に新しいことを学ぶことが出来ることに、とても魅力を感じるとのことです。前田(絵)さんは、現在、慶應大学医学部の大学院1年生で、精神神経学を専攻しているとのこと。それぞれの経験の中で、新しい意見をもたらしてくれることを期待しています。
今回は、創造に関して討議した。研究者である吉田さんは、自分の経験の中で、創造しているなと感じるのは、営利追求を目的とした技術開発の中ではなく、?自然と対話しながら、新たな原理や原則を発見したりしている時であるという。そして、多くの場合、技術開発的な営みの中では、ストレスを感じるのに対して、創造的営みの中では、喜びが感じられる。創造というのが、一体何であるのかははっきりとはしないが、とにかく創造する営みの中には、喜びがあることは確かなようだ。
- 開催日時
- 平成10年7月16日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 恵比寿厚生年金福祉センター
- 参加者
- 広野、土岐川、中瀬、山崎、水野、桐、吉田、加藤、田口、岩崎、望月
討議内容
今回は新たに田口さん、岩崎さんの二人の方が参加されました。お二人とも、主婦が専業で、ヤマギシズム地球村実行委員会のメンバーでいらっしゃいます。主婦として、そして、女性として、新たな観点からの意見を期待しています。
今回は、生きがいについて議論した。生きがいということをあらためて考えてみると、私達は、生きがいという言葉を何となく曖昧な中で、ふだん使っていたことが分かる。生きがいという言葉だけが、一人歩きをして、そのものが一体どのようなものであるかをはっきりとは意識していないようだ。また、生きがいというのは、生きていることを意識したときに生まれてくるものであるらしい。だから、仕事に取り組んでいるときとか、子育てに取り組んでいるとかいったように、その時、その時で何かすることがあるようなときには、生きがいというものをあまり意識して考えることもないようだ。
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第61回 「進化」
- 2005-04-09 (土)
- 1998年レポート
- 開催日時
- 平成10年11月25日(水) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウイメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、桐、吉田、下山、前田(園)、前田 く絵)、中村、望月
討議内容
今回は、新たに、中村さんが参加してくれました。中村さんは、現在愛国学園東学の顧問をされていて、大学に人間文化学部があることから、この会に興味をもたれたとのこと。専門が国際理解や、異文化コミュニケーションということで、幅広い見地から、意見が出されることを期待しています。
今回は、常識というテーマで議論した。私達は、常識という言葉を普段何気なく使い、また何気なく理解しているが、いざ面と向かって常識について議論し始めると、なかなか掴みどころのないものであるというのが、正直なところである。ただ、私達が、普段慣れきってしまっている日常生活から離れたとき、私達の常識というものが見えてくる。
- 開催日時
- 平成10年9月18日〈金〉15:00〜18:00
- 開催場所
- 沖電気工業 三浦レストハウス
- 参加者
- 広野、中瀬、山崎、水野、青田、高木、土谷、加藤、前田〈園〉、前田〈絵〉佐藤、望月
討議内容
今回は、沖電気王業の三浦レストハウスで、久しぶりに宿を共にして討慈した。今回手ま、60回大会に引き続き土谷さんが二度目の参加であり、新たに、前田さんが泉子で参加してくれました。お母さんの前田(園)さんは、インドに魅せられ、これまですでに6回インドに行っているとのこと。行く度に新しいことを学ぶことが出来ることに、とても魅力を感じるとのことです。前田(絵)さんは、現在、慶應大学医学部の大学院1年生で、精神神経学を専攻しているとのこと。それぞれの経験の中で、新しい意見をもたらしてくれることを期待しています。
今回は、創造に関して討議した。研究者である吉田さんは、自分の経験の中で、創造しているなと感じるのは、営利追求を目的とした技術開発の中ではなく、?自然と対話しながら、新たな原理や原則を発見したりしている時であるという。そして、多くの場合、技術開発的な営みの中では、ストレスを感じるのに対して、創造的営みの中では、喜びが感じられる。創造というのが、一体何であるのかははっきりとはしないが、とにかく創造する営みの中には、喜びがあることは確かなようだ。
- 開催日時
- 平成10年7月16日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 恵比寿厚生年金福祉センター
- 参加者
- 広野、土岐川、中瀬、山崎、水野、桐、吉田、加藤、田口、岩崎、望月
討議内容
今回は新たに田口さん、岩崎さんの二人の方が参加されました。お二人とも、主婦が専業で、ヤマギシズム地球村実行委員会のメンバーでいらっしゃいます。主婦として、そして、女性として、新たな観点からの意見を期待しています。
今回は、生きがいについて議論した。生きがいということをあらためて考えてみると、私達は、生きがいという言葉を何となく曖昧な中で、ふだん使っていたことが分かる。生きがいという言葉だけが、一人歩きをして、そのものが一体どのようなものであるかをはっきりとは意識していないようだ。また、生きがいというのは、生きていることを意識したときに生まれてくるものであるらしい。だから、仕事に取り組んでいるときとか、子育てに取り組んでいるとかいったように、その時、その時で何かすることがあるようなときには、生きがいというものをあまり意識して考えることもないようだ。
- 開催日時
- 平成10年5月28日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所
- KDD目黒研究所
- 参加者
- 広野、土岐川、山崎、水野、桐、吉田、高木、高田、加藤、佐藤、望月
討議内容
今回は新たに三人の方が参加されました。高田さんは、前回60回大会の時に参加され今回が二度目です。現在、婦人服の会社の相談役をされていまずが、向学心旺盛で、いくつかの大学の公開講座を聴講されているとのこと。新たな自分を発見するよい機会だとのことです。加藤さんは、沖電気に勤められていて、長い間通信技術の開発に尽くされてきました。趣味は山登りで、お酒も相当嗜むとのことです。人生経験豊かのお二人が、新たな風を吹き込んでくれることを期待しています。(高木さんは少し遅れてこられて自己紹介の時間に間に合わなかったのですが、日清製油で生活研究をしておられます。)
今回は、進化について議論した。進化について、議論する前に、進化という言葉の意味を定義する必要があるのでしょうが、今回は、その定義を曖昧としたまま自由に討議を進めた。
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第60回 「心の豊かさとは」
- 2005-04-09 (土)
- 1998年レポート
- 開催日時
- 平成10年11月25日(水) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウイメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、桐、吉田、下山、前田(園)、前田 く絵)、中村、望月
討議内容
今回は、新たに、中村さんが参加してくれました。中村さんは、現在愛国学園東学の顧問をされていて、大学に人間文化学部があることから、この会に興味をもたれたとのこと。専門が国際理解や、異文化コミュニケーションということで、幅広い見地から、意見が出されることを期待しています。
今回は、常識というテーマで議論した。私達は、常識という言葉を普段何気なく使い、また何気なく理解しているが、いざ面と向かって常識について議論し始めると、なかなか掴みどころのないものであるというのが、正直なところである。ただ、私達が、普段慣れきってしまっている日常生活から離れたとき、私達の常識というものが見えてくる。
- 開催日時
- 平成10年9月18日〈金〉15:00〜18:00
- 開催場所
- 沖電気工業 三浦レストハウス
- 参加者
- 広野、中瀬、山崎、水野、青田、高木、土谷、加藤、前田〈園〉、前田〈絵〉佐藤、望月
討議内容
今回は、沖電気王業の三浦レストハウスで、久しぶりに宿を共にして討慈した。今回手ま、60回大会に引き続き土谷さんが二度目の参加であり、新たに、前田さんが泉子で参加してくれました。お母さんの前田(園)さんは、インドに魅せられ、これまですでに6回インドに行っているとのこと。行く度に新しいことを学ぶことが出来ることに、とても魅力を感じるとのことです。前田(絵)さんは、現在、慶應大学医学部の大学院1年生で、精神神経学を専攻しているとのこと。それぞれの経験の中で、新しい意見をもたらしてくれることを期待しています。
今回は、創造に関して討議した。研究者である吉田さんは、自分の経験の中で、創造しているなと感じるのは、営利追求を目的とした技術開発の中ではなく、?自然と対話しながら、新たな原理や原則を発見したりしている時であるという。そして、多くの場合、技術開発的な営みの中では、ストレスを感じるのに対して、創造的営みの中では、喜びが感じられる。創造というのが、一体何であるのかははっきりとはしないが、とにかく創造する営みの中には、喜びがあることは確かなようだ。
- 開催日時
- 平成10年7月16日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 恵比寿厚生年金福祉センター
- 参加者
- 広野、土岐川、中瀬、山崎、水野、桐、吉田、加藤、田口、岩崎、望月
討議内容
今回は新たに田口さん、岩崎さんの二人の方が参加されました。お二人とも、主婦が専業で、ヤマギシズム地球村実行委員会のメンバーでいらっしゃいます。主婦として、そして、女性として、新たな観点からの意見を期待しています。
今回は、生きがいについて議論した。生きがいということをあらためて考えてみると、私達は、生きがいという言葉を何となく曖昧な中で、ふだん使っていたことが分かる。生きがいという言葉だけが、一人歩きをして、そのものが一体どのようなものであるかをはっきりとは意識していないようだ。また、生きがいというのは、生きていることを意識したときに生まれてくるものであるらしい。だから、仕事に取り組んでいるときとか、子育てに取り組んでいるとかいったように、その時、その時で何かすることがあるようなときには、生きがいというものをあまり意識して考えることもないようだ。
- 開催日時
- 平成10年5月28日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所
- KDD目黒研究所
- 参加者
- 広野、土岐川、山崎、水野、桐、吉田、高木、高田、加藤、佐藤、望月
討議内容
今回は新たに三人の方が参加されました。高田さんは、前回60回大会の時に参加され今回が二度目です。現在、婦人服の会社の相談役をされていまずが、向学心旺盛で、いくつかの大学の公開講座を聴講されているとのこと。新たな自分を発見するよい機会だとのことです。加藤さんは、沖電気に勤められていて、長い間通信技術の開発に尽くされてきました。趣味は山登りで、お酒も相当嗜むとのことです。人生経験豊かのお二人が、新たな風を吹き込んでくれることを期待しています。(高木さんは少し遅れてこられて自己紹介の時間に間に合わなかったのですが、日清製油で生活研究をしておられます。)
今回は、進化について議論した。進化について、議論する前に、進化という言葉の意味を定義する必要があるのでしょうが、今回は、その定義を曖昧としたまま自由に討議を進めた。
- 開催日時
- 平成10年3月27日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 早稲田大学国際会議場
- 参加者
- 広野、土岐川、塚田、鈴木、田中、竹内、山崎、橋本、水野、吉田、ラジカル鈴木、村上、内田、下山、福富、宮沢、市川、椙岡、土谷、高木、高田、矢吹、佐久間、佐藤、望月
議事内容
今回は人間文化研究会の60回開催を記念し、早稲田大学国際会議場を会場に、こころの豊かさについて議論した。
近年とみに、子供達のいじめや構内暴力などが、新聞記事やTVニュースになっているが、これら子供達のこころの歪は、大人も含めた人間社会全体が歪んできていることの現れではないだろうか。挨拶一つとっても、20年、30年前の時代と比較して、家族間での挨拶、近所の人達との挨拶、また職場に於ける挨拶などが、めっきり少なくなっているようだ。挨拶は、相手の存在を認め、相手との間にある壁を打ち破る働きがある。そして、挨拶を交わすことによって、そこには無意識の内に、互いが共有できるこころの世界が出来上がっているのである。その共有するこころの世界は、実は、自分の無意識の世界を開放し、生命力を新たに生み出しているのではないだろうか。挨拶が交わされることの少なくなっている現代社会は、一人ひとりのこころの中で、自我と無意識との間に厚い壁が作られていることの現れである。そして、この壁が厚くなればなるほど、自我意識だけが強烈になり、自分自身の中にある豊かな生命力を押さえつけてしまうのではないだろうか。子供達のこころに起きている歪は、無意識の世界を存分に開放させて上げることの出来ない環境に大きな原因があるように思われる。
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第59回 「大人とは」
- 2005-04-09 (土)
- 1998年レポート
- 開催日時
- 平成10年11月25日(水) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 東京ウイメンズプラザ
- 参加者
- 広野、土岐川、桐、吉田、下山、前田(園)、前田 く絵)、中村、望月
討議内容
今回は、新たに、中村さんが参加してくれました。中村さんは、現在愛国学園東学の顧問をされていて、大学に人間文化学部があることから、この会に興味をもたれたとのこと。専門が国際理解や、異文化コミュニケーションということで、幅広い見地から、意見が出されることを期待しています。
今回は、常識というテーマで議論した。私達は、常識という言葉を普段何気なく使い、また何気なく理解しているが、いざ面と向かって常識について議論し始めると、なかなか掴みどころのないものであるというのが、正直なところである。ただ、私達が、普段慣れきってしまっている日常生活から離れたとき、私達の常識というものが見えてくる。
- 開催日時
- 平成10年9月18日〈金〉15:00〜18:00
- 開催場所
- 沖電気工業 三浦レストハウス
- 参加者
- 広野、中瀬、山崎、水野、青田、高木、土谷、加藤、前田〈園〉、前田〈絵〉佐藤、望月
討議内容
今回は、沖電気王業の三浦レストハウスで、久しぶりに宿を共にして討慈した。今回手ま、60回大会に引き続き土谷さんが二度目の参加であり、新たに、前田さんが泉子で参加してくれました。お母さんの前田(園)さんは、インドに魅せられ、これまですでに6回インドに行っているとのこと。行く度に新しいことを学ぶことが出来ることに、とても魅力を感じるとのことです。前田(絵)さんは、現在、慶應大学医学部の大学院1年生で、精神神経学を専攻しているとのこと。それぞれの経験の中で、新しい意見をもたらしてくれることを期待しています。
今回は、創造に関して討議した。研究者である吉田さんは、自分の経験の中で、創造しているなと感じるのは、営利追求を目的とした技術開発の中ではなく、?自然と対話しながら、新たな原理や原則を発見したりしている時であるという。そして、多くの場合、技術開発的な営みの中では、ストレスを感じるのに対して、創造的営みの中では、喜びが感じられる。創造というのが、一体何であるのかははっきりとはしないが、とにかく創造する営みの中には、喜びがあることは確かなようだ。
- 開催日時
- 平成10年7月16日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 恵比寿厚生年金福祉センター
- 参加者
- 広野、土岐川、中瀬、山崎、水野、桐、吉田、加藤、田口、岩崎、望月
討議内容
今回は新たに田口さん、岩崎さんの二人の方が参加されました。お二人とも、主婦が専業で、ヤマギシズム地球村実行委員会のメンバーでいらっしゃいます。主婦として、そして、女性として、新たな観点からの意見を期待しています。
今回は、生きがいについて議論した。生きがいということをあらためて考えてみると、私達は、生きがいという言葉を何となく曖昧な中で、ふだん使っていたことが分かる。生きがいという言葉だけが、一人歩きをして、そのものが一体どのようなものであるかをはっきりとは意識していないようだ。また、生きがいというのは、生きていることを意識したときに生まれてくるものであるらしい。だから、仕事に取り組んでいるときとか、子育てに取り組んでいるとかいったように、その時、その時で何かすることがあるようなときには、生きがいというものをあまり意識して考えることもないようだ。
- 開催日時
- 平成10年5月28日(木) 14:00〜17:00
- 開催場所
- KDD目黒研究所
- 参加者
- 広野、土岐川、山崎、水野、桐、吉田、高木、高田、加藤、佐藤、望月
討議内容
今回は新たに三人の方が参加されました。高田さんは、前回60回大会の時に参加され今回が二度目です。現在、婦人服の会社の相談役をされていまずが、向学心旺盛で、いくつかの大学の公開講座を聴講されているとのこと。新たな自分を発見するよい機会だとのことです。加藤さんは、沖電気に勤められていて、長い間通信技術の開発に尽くされてきました。趣味は山登りで、お酒も相当嗜むとのことです。人生経験豊かのお二人が、新たな風を吹き込んでくれることを期待しています。(高木さんは少し遅れてこられて自己紹介の時間に間に合わなかったのですが、日清製油で生活研究をしておられます。)
今回は、進化について議論した。進化について、議論する前に、進化という言葉の意味を定義する必要があるのでしょうが、今回は、その定義を曖昧としたまま自由に討議を進めた。
- 開催日時
- 平成10年3月27日(金) 14:00〜17:00
- 開催場所
- 早稲田大学国際会議場
- 参加者
- 広野、土岐川、塚田、鈴木、田中、竹内、山崎、橋本、水野、吉田、ラジカル鈴木、村上、内田、下山、福富、宮沢、市川、椙岡、土谷、高木、高田、矢吹、佐久間、佐藤、望月
議事内容
今回は人間文化研究会の60回開催を記念し、早稲田大学国際会議場を会場に、こころの豊かさについて議論した。
近年とみに、子供達のいじめや構内暴力などが、新聞記事やTVニュースになっているが、これら子供達のこころの歪は、大人も含めた人間社会全体が歪んできていることの現れではないだろうか。挨拶一つとっても、20年、30年前の時代と比較して、家族間での挨拶、近所の人達との挨拶、また職場に於ける挨拶などが、めっきり少なくなっているようだ。挨拶は、相手の存在を認め、相手との間にある壁を打ち破る働きがある。そして、挨拶を交わすことによって、そこには無意識の内に、互いが共有できるこころの世界が出来上がっているのである。その共有するこころの世界は、実は、自分の無意識の世界を開放し、生命力を新たに生み出しているのではないだろうか。挨拶が交わされることの少なくなっている現代社会は、一人ひとりのこころの中で、自我と無意識との間に厚い壁が作られていることの現れである。そして、この壁が厚くなればなるほど、自我意識だけが強烈になり、自分自身の中にある豊かな生命力を押さえつけてしまうのではないだろうか。子供達のこころに起きている歪は、無意識の世界を存分に開放させて上げることの出来ない環境に大きな原因があるように思われる。
- 開催日時
- 平成10年1月28日(水) 14:00〜17:00
- 開催場所
- KDD目黒研究所
- 参加者
- 広野、土岐川、桐、山崎、吉田、下山、徳留、望月
議事内容
今回から新たなメンバーとして、徳富さんが参加されました。徳富さんは、広告代理店である(株)TOMOEに勤務しています。ファックスを使った新しいビジネスを模索しているとのこと。自分の考えや、会社の都合などによって、何度か仕事をかえるという経験をお持ちですが、その豊かな経験をこの研究会において大いに発揮されることを期待しています。
今回は「大人とは」ということをテーマに議論した。大人という言葉の意味するところには、子供と大人というふうに子供と対比して用いられる意味相と、小人と大人というふうに小人と対比して用いられる意味相がありそうだ。そして、私達が、日常用いている大人という言葉の意味相は、この両者を漠然としながらも共に含んだものとして概念化されているのではないだろうか。
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